大型風鈴ディスプレイの製作事例
品名：AG510T
向先：イベント用装飾製作会社
特注：開口部カット
納期：要相談
※【吉祥寺駅】アトレ１Fはなびの広場
JR吉祥寺駅に風鈴ディスプレイがお目見え
待ち合わせ場所に度々使われているJR吉祥寺駅ビルのアトレ１階の「はなびの広場」には、季節ごとに入れ替わるディスプレイが行き交うお客さんの目を毎回楽しませています。さて今年（2023年）の夏は・・・、涼しさを演出する立役者「風鈴」が装飾されました。中央の目線の先にある円形アクリルケースの中に整然と並んだ風鈴は、チリリンという軽やかな音色だけでなく、カラーバリエーションもブルーを基調としており、耳から目から涼しさが感じられるようです。
そこで、何気なく視線を上にスライドしてみると、大型の風鈴が中二階の天井から吊り下げられていました。デ、デ、デカイ！！！ 下のフロアから見上げただけでは分かりませんが、その大きさは普通じゃありません。仮に通常の風鈴サイズを5～6センチとすると、大型風鈴はその10倍はあるかもしれません。ところで、「あんな大きな風鈴、どんな音色がするんだろう？」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこれ、当社で製造した「アクリルグローブ」です。素材はプラスチックの一種であるアクリル樹脂ですので、残念ながらガラスのような軽やかな音色はしません。しかし、地震などの災害時にガラスのように割れる心配がなく、直下の通行客に落下物の危険を及ぼすことがありませんので、安心して高いところから吊るすことができます。
アクリルグローブとは
アクリルグローブは、インジェクション（射出）成形とブロー（圧空）成形をミックスしたインジェクションブロー成形という製法にて作られており、球型の継ぎ目のない一体成形が可能です。素材としてガラスより透過度が高いアクリル樹脂を使っているので、屋外用の照明機器カバーとして適しています。ちなみに、アクリル樹脂を素材とした大型サイズのブロー成形は日本でも当社でしかできないオンリーワン技術となっています。
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＊国内唯一のプラスチックを膨らませる技術「アクリルグローブ」
