第121回 長谷川正の「言ったモン勝ち」
先日、久しぶりに外部セミナーを講習しました。コロナ禍ではZoom講義が主流ですので、自分なりにオンラインには慣れてきたつもりです。しかし、実際に講師の前でリアルに受ける講義の充実感は、PCと通したものとはまた違ったものがあります。場所も大宮ですので川越からも電車で1本、期待感MAXで参加してきました。
しかし、会場に入ったらその気持ちは無くなりました。先ずは入場前のアルコール洗浄と検温器を使った体温チェック。もちろんマスクは必須です。と、ここまでは想定していましたが、会場内に入ってみると、実際の席に段ボールとフィルムで作られた囲いがびっしり。まるで外部との交流をシャットダウンするような。ああ、まだまだこのコロナ禍は続くのだな、と気分は少しトーンダウンです。
結局、会場へは足を運んだもののプライベートルーム感が満載で、気持ちは自分の部屋で受講しているのとほぼ変わりません。例えていえば、スーパー銭湯の休憩室でテレビを見ているような感じです。しかし、この講習は連続した講義で、回を重ねると実際に手を動かして体験する実習も始まります。一体どうなってしまうのだろう、と今から少し心配です。
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