アクリル製フィギュアケースの
製作事例
品名:AG200DT
向先:フィギュア愛好家
特注:台座
納期:約2日
フィギュアケースの選び方
大切なフィギュアコレクションをホコリ、汚れ、変色、ちょっとした破損から守るのが「フィギュアケース」です。フィギュアケースを買いたいけど選び方が分からない、という人はこちらを参考にして下さい。製作メーカーの独自視点からアドバイスいたします。
置き場所や大きさ、数を考えておく
自分の部屋に飾るのであれば、まずはどこに設置するのかを予め決めておくことをおススメします。サイズは大きいのか、それとも小さくてコンパクトなものなのか。自慢のフィギュアをいつでも眺めてみたい、というのが大前提ですので、目の届かない本棚の上や押し入れの中などは問題外。フィギュア専用の部屋があれば最高ですが…。でも、独身であればまだしも自由がきくけど、結婚してましてや子供までいるなら、どうしても自分の要望よりも家族のことを第一に考えるの筋であるし…。肩身の狭い思いもしたくないのも理解できますが、せめて自分の趣味ぐらいは主張しないと何のために働いているのか分からなくなってしまう…。話を戻しますが、もし、卓上タイプの置き場所が無い場合は壁掛けタイプもありますので、ポスターを張る感覚でフィギュアケースを飾ることも出来ます。この場合、事前に壁の強度や耐荷重を確認する必要があり、壁に柱が通っているかどうか、専用工具を用いて調査することになります。また、ケースには奥行がありますので、通路などが干渉しないように部屋のレイアウトを考慮しましょう。ケースの形状も考える必要があります。一般的なのは四角型のケースですが、高さや奥行がフィギュアに合っているかを確認して大きめを購入してください。棚板があるタイプであれば可動式なのか、高さがどのくらいまで変更できるのかが重要となります。また、重ねたり連結できるタイプもありますので、将来はどのようなフィギュアをどれだけコレクションするのか、というフィギュア構想も必要になるのかもしれません。ちなみに、ケースが連結された後の部屋のスペースがどうなるのかを予め考えておくことは言うまでもありません。
材質や機能を考えておく
材質はガラスとアクリルが一般的です。どちらもメリット・デメリットがありますので一概には優劣が付きませんが、特に小さい子供やペットがいる家庭などは割れにくいアクリル製を選択したほうが賢明です。ガラスは万が一割れる可能性がありますので、安全第一と考えるならアクリル製がベターでしょう。機能に関しては、最近多くのモデルが発売されています。一般的なのが背面をミラー加工したもので、フィギュアを360度全身を眺めたいという要望を叶えてくれます。部屋が広く見える、コレクションの数が多く見える、という副産物も。また、LED照明を付属したものも多数あり、デパートのショーウィンドウみたいにフィギュアをライトアップしてくれます。電源をどこから取ればよいのかを考えて、コードが邪魔にならないようスマートな配線を心がけましょう。なお、LED照明と言えども発熱は避けられないため、長く照らし続けるとLED照明の熱でコレクションが劣化する可能性があるので注意しましょう。また、劣化に関しては紫外線が大敵です。直接太陽光が降り注ぐ場所でのフィギュアケース設置はおススメしません。どうしてもという場合は市販のUVカットシートを貼り付けるなどの対策をして、大切なコレクションの変色や劣化を防止しましょう。