融資制度の手続きが複雑すぎる!

第107回 長谷川正の「言ったモン勝ち」


新型コロナウィルスの影響で苦しむ企業への融資制度が、新聞やネットを騒がせています。無利子無担保証料ゼロ、民間金融機関へ取り扱い拡大など、その多くは令和2年度の補正予算案の成立が前提となっているため、現在ではまだ利用できないので注意が必要です。先日私も取引先銀行へ出向いてその話を伺ったところ、「今は全く情報が下りてきていません。」とのことでした。

「それでは、今現在最も有利な融資制度は何か」と聞いたところ、セーフティネットを利用した融資を勧められました。しかし、融資を受けるまでの手続きを説明してもらいましたが、それはそれは複雑で、多くの手間と時間がかかりそうです。自分で整理するためにも、今回その手順を下記の図にまとめてみました。なお、これは川越市の事業者の場合です。

融資制度の手続きが複雑すぎる!

まず、市役所へ行ってセーフティネットの認定申請書を提出し、認定を受ける必要があります。次に、商工会議所へ行って融資の申し込みをして受け付けてもらいます。その後、金融機関に訪れ申込書を提出します。通常ここまでで最速1週間ですが、希望者が殺到して窓口が混み合っている、ましてやテレワークなどで書類確認などの実働人数を減らしているこの時期であれば、1ヵ月くらいは覚悟する必要があるかもしれません。果たしてそこまで辛抱できるかどうか・・・。

なお、図表の点線部分や赤字部分はこれから整備される部分となり、おそらく5月末ぐらいになれば予算案も成立し、事業者に有利な融資制度が利用できるようになる見込みです。ですが、その手続きの複雑さに関しては変わりそうもありません。私が心から希望するのは、誰でも手軽に利用できる融資制度です。


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