食の変化

幼いころ苦手としていた食べ物が、ある時気が付くと好きになっていた事はありませんか?好物へと変化し、さわやかな秋風が吹く季節に私が無性に食べたくなる食材は茄子です。半分に切り水にさらし、灰汁を取った茄子を擂った生姜と醤油で焼く。もちろん白いご飯に合うのですが、冷酒にもピッタリです。昔から【秋茄子は嫁に食わすな】と言われている通り、とてもおいしい食材なのに、幼いころはなぜその美味しさに気が付かないのか不思議ですね。

担当 石黒

(小江戸通信104号より)

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